元AKB・現HKT48の指原(さしこ)に学ぶサラリーマン仕事術。「逆転力〜ピンチを待て〜」レビュー。

公開日: : 最終更新日:2017/03/20 書評

日本を代表する大人気アイドルグループAKB48。

その姉妹グループであるHKT48に所属する指原さんの新書が、近所の書店で紹介されていたので購入いたしました。

 

ご存知の方がほとんどだと思いますが、指原さんはAKB48グループの「選抜総選挙」というファンによる人気投票において、2013年度に全メンバー300名中で1位を獲得した方です。

 

特にAKBやHKTのファンというわけではないのですが、日本を代表するアイドルグループで1位になった方は、普段どういう思考法や仕事術を意識しているのかが気になったので、購入してみました。

 

 

元AKB・現HKT48の指原(さしこ)に学ぶサラリーマン仕事術。

指原さんは本人は自分のことを「踊りがうまいわけでもない」、「顔が人一倍かわいいわけでもない」アイドルだと認めています。

ご本人の認識通りか、2013年の選抜総選挙で大本命の大島優子さんを抑え、1位を勝ち取った際は世間を大きく驚かせました。

「あの指原が1位をとった!」AKBファンでもない、私でもそのことは良く耳に入っていました。

 

そんなアイドルとしての取り柄に欠けていると認識している彼女は普段どういったことを考え行動しているのか?

世の中のサラリーマンにも参考になることばかりが書いてあったので、以下に本に書いてあったポイントをいくつか紹介します。

 

・同じ土俵で戦わない

本の中でたくさんこのキーワードが出てきます。

 

「同じ土俵で戦わない」

 

指原さんは常にこのことを意識しているそうです。

 

指原さんは大分県出身で、アイドルに憧れていたごく普通の少女でした。アイドルになる夢を叶えるために東京に来たときに周りのレベルの高さにびっくりしたそうです。

 

大分にいた頃は、顔もダンスもそれなりに自身はあったそうですが、東京に来てから周りのメンバーのレベルの高さをみて、「顔とダンスでは絶対にかなわない。自分が勝てる土俵をつくって、その土俵の上で勝とう」と決心したのです。

 

そこで彼女が見つけた土俵が「いじられキャラ」を活かしてMCのチカラを極めようと思い立ったのでした。

そうして自分が戦うべき土俵を見つけ、その土俵で勝てるスキルを鍛えていった結果どんどん人気が上昇していったのです。

 

via50ー51

48グループには、たくさんのメンバーがいます。ただでさえ競争率が高い。なのに、後輩たちを見ていると、正統派のアイドル路線にこだわりすぎて、個性がうまく出せていない子たちが多いなと思います。同じ土俵で、同じルールで同じ武器で戦ったら、負けるのは目に見えているじゃないですか。

だったら、土俵を替える。相手の土俵では戦わない!

アドバイスしてもいいですか?

「気にしすぎるな。そこじゃない」

「そこ」にいたら負けちゃうんだから、他の道を探すしかない。

自分なりの武器をひとつ見つけて、鍛え上げて、その武器で戦う。それしかないんです。

 

 

私も数年前からずっとブログを運営したいと思っており、何のテーマで書くか悩んでいました。

ブログは当たり前ですが、webと親和性が高いため、webやアプリ、apple社に関する記事を書く方が非常に多いです。

私もweb系のニュースやapple製品は好きですが、あえてそういったテーマをメインテーマにブログを書く事はやめました。

 

なぜなら、web系情報のブログはライバルが多すぎて今さら自分が初めても大したアクセス数は稼げないと思ったからです。

 

ブログはもちろん趣味の範囲ですが、やるならアクセス数はある程度ほしいのが本心のところ。

そこで自分なりの勝てる土俵は何か?ともう一度考えたところ、ちょうど自分が体験している「賃貸併用住宅」に関するブログなら体験者も少ないし、ライバルが少ないので、始めたらある程度注目は集まるのではないか?と考えました。

 

web系のブログをやっていた頃はまったくアクセスが集まらずやめてしまったのですが、「賃貸併用住宅」に関するブログは自分の体験も豊富なこともあり、更新を一年以上続けられています。おかげでまだ自慢できるほどではないですが、現状読んでくださる方々のおかげで約3万PV/月のアクセスの規模になることができました。

 

「自分が勝てる土俵を見つけて、そこのスキルを磨き、そこで戦う」

 

これはビジネスにおいても絶対に参考にしたい考え方だと思います。

 

 

ちなみに余談ですが、「自分が勝てる土俵で戦う」は東新ハイスクールの人気講師で「今でしょ」のセリフで有名な林修先生の著書にも林先生の哲学として書かれていました。

 

 

 

また、元オリンピック陸上競技選手で400メートルハードル日本記録保持者の為末大さんの著作にも同様のことが書かれていました。

 

 

※ちなみに上記の2冊とも超オススメです。

 

この考え方、成功するにおいては必須の考え方なのかもしれません。

 

 

・企画書は2度出す

指原さんの話題に戻ります。

指原さんはアイドルメンバーの中でも唯一HKT48のライブ劇場の支配人も兼務している方です。

 

支配人としてライブの構成や企画を考えることもあるようなのですが、企画を通すコツが紹介されていました。

 

それは、本当に通したい「企画は2度出す」です。

 

via116

(企画の)案はいくつかまとめて出すようにしています。その中に、「絶対無理」だと分かっている企画を必ず1つ入れておく。そうすると、「よくこんなことを思いつくな」と褒められます。やる気があると思われる。

もっと言うと、「絶対無理」が目立つから、他はできるんじゃないかって雰囲気になるんです。本命の企画は、その中に紛れ込ませておきます。そうすると、たいてい引っ掛かります。

 

本命のプレゼンをして「でもさ、それ無理だよ」と言われたら、「そうですね。考えさせてください」とすぐ引き下がります。

 

その場で「待ってください。そうじゃないんです。できるんです」と食い下がらずに、「確かにそこまで考えられなかったです」と言って、相手を立てる。その方が、相手も私との差を実感するじゃないですか。「俺のほうが偉い」って。

 

(中略)そして、少し時間を置いてから、「この前の企画を考え直したんですけど……」と言って改善案を提案する。はい、これで通ります!

 

 

会社員においても為になります。。21歳にしてこの思考は凄い。恐るべしですね。

 

 

・すごく偉い人にはフランクに、ちょっと偉い人には丁寧に

サラリーマンとして仕事をしていると、様々な立場のステークホルダーの方々と対面する機会があります。

そういう時によく感じているのが、社長や会長クラスの方だと本当に物腰が柔らか、素直でこちらがフランクに話しかけてもきっちり対応していただける方が多いように思います。

 

 

こういったことも、指原さんはものの見事に著書でアドバイスしています。

 

via121

HKT48の劇場支配人になったこともあり、偉いおじさんたちと話す機会が多くなりました。バラエティの現場にも、偉いおじさんたちがいっぱいいます。

おじさんとしゃべるのは得意だと思います。接し方としては、すっごい立場が上の人には友達感覚で話して、ちょっと偉い人には下から行く。

 

(中略)偉すぎる人って、心が広いんです。

秋元さんもそうなんです。私みたいな人間が普通に話しかけても、ぜんぜん大丈夫なんです。

(中略)でも、中途半端に偉い人って、ちょっとの無礼がムカつくんです。ちょっとの無礼に敏感なんですよ。だからなるべく低姿勢でいく。ここを間違ったらまずいです。

 

 

本当に21歳なの?というアドバイス。凄いです。。。

 

 

・とにかく全てのことをポジティブに変換する

最後に紹介するのが圧倒的なポジティブ思考です。

 

指原さんはまだ21歳と若いですが、普通の人では経験できない激動のアイドル人生を経験しています。

当たり前ですが、嬉しい事も、嫌な事も(ネットで中傷されたり、週刊誌にスクープをされたり)とたくさん経験してる中で、絶対に意識しているのが「ポジティブ思考」なのだそうです。

 

単なる「前向き」ではありません。ネガティブなことも全部「ポジティブ」に変換するのです。

 

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一生懸命探せば、ラッキーってどこにでも見つかると思う。

私もHKT48に移籍することになった時、最初は落ち込みました。

でも、AKB48ってサプライズの連続だから、心が鍛えられていたんです。どんなにイヤだイヤだと思っても、決まったことは決まったことです。だったら、イヤだって思っている時間がもったいない。ラッキーを探した方がいい。

「博多はおいしいものがいっぱいあるぞ」「飛行機のマイルがいっぱい貯まるぞ」「大分のお母さんたちがライブに来れるぞ」

 

こんな想像もしました。

「このままずっとAKB48にいるよりも、もっと自分を成長されてくれる刺激や出会いがあるんじゃないか?」

当たっていたと思います。

 

 

サラリーマン生活でも、

「こんな部署希望じゃないのに……」

「こんな仕事やりたくない……」

ということを経験したことがある方がほとんどではないでしょうか。

 

そういうときに、開き直ってラッキーだと思って頑張るしかないという人と、発令に不服でダラダラと過ごす人、両者がいたらその後活躍し、成長していくのがどちらか考えるまでもありません。

 

サラリーマン生活だけでなく、この先併用住宅の運営や、ブログ運営、家族との生活の中でも様々な苦難が出てくる事と思います。

そういった時も、決して卑屈にならずに、状況を楽しむ。ポジティブに変換できるように意識したいものです。

 

本書の最後に紹介されていますが、指原さんの毎年決まった抱負は「楽しく生きる」だそうです。

 

指原さんらしい素晴らしい言葉だと思います。

 

人生を楽しく、ポジティブに生きていきたいと考えている方全員にこの本を強くオススメしたいと思います。

上記で紹介した以外にもたくさん為になる思考術や仕事法が載っているので、是非読んでみてください。

 

______________________

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  • 本ブログの著者:なかまるすみよし

    1981年生まれです。

    都内の某私立大学を卒業後、都内の大手企業へ入社し、横浜市で勤務継続しております。

    幼稚園児の娘、同年代の妻と3人で暮らしおり、
    27歳で住宅ローンを利用した「賃貸併用住宅」で不動産投資を始めることを家族で決意しました。

    不動産投資については全くのド素人です。

    現在、賃貸木造アパート兼自宅を所有し、
    会社からのサラリーマンの給与とは別に、月間24万円の賃貸収入を得ております。

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