糖質制限ダイエットは二日酔いにも効果的?:「炭水化物が人類を滅ぼす」書評

公開日: : 最終更新日:2017/04/01 健康・シンプルライフ, 書評

以前、以下のエントリーで糖質制限ダイエットによって一ヶ月間で5キロの減量に成功したことを書きました。

5年間何をやっても減らなかった体重を、糖質制限ダイエットで1ヶ月で5キロ減らすことに成功しました。

 

糖質制限ダイエットは今流行なのか、様々な本が出版され、雑誌でも紹介されることが増えてきました。(先日は、HotPepperに糖質制限についての特集が組まれているのを目にした記憶もあります)

私も糖質制限を実施した一人として、関連する書籍を諸々読んでみようと思い、ある一冊の本を手にしたのですが、これが本当に面白くてオススメだったので、紹介させていただきます。

 

「炭水化物が人類を滅ぼす」〜糖質制限からみた生命の科学〜を読んでみた感想。

この本、結論から言うと、少しでもダイエットしたいと思っている人は本当にオススメです。売れている本なので、書店でも見かけたことがある方も多いかもしれません。炭水化物を抜くことで、簡単に無理なくスリムになれることを食の歴史や、科学的な側面から提唱しています。

 

炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書)

著者:夏井睦

 

まず、「はじめに」の入りから秀逸!

この本ですが、開いた最初のページから興味深い記述!でどんどん引き込まれます。

via 3

本書では、中年オヤジでもスリムに変身できる方法を紹介する。だが、本音を言えば、できれば同年代の男性には読んで欲しくないと思っている。書店で見ても、気がつかずに素通りして欲しいとすら思っている。

なぜか。この方法なら、誰でも簡単に、短期間で努力なしに、ほぼ確実に痩せられるからだ。痩せないわけがない、という脅威のダイエット法だからだ。その簡単至極な痩身法とは、「糖質制限」である。糖質(=炭水化物と砂糖類)を食べない、というシンプル極まりない方法だ。

(中略)しかし、私以外の中年オヤジはずっとデブ体型のままでいて欲しいのである。すっきりと痩せてしまった私の引き立て役として、彼らにはメタボ体型を保っていて欲しいのだ。

 

上記の入りにぐっとつかまれ、私いはグイグイ読み進めてしまいました。

著者は、現役の外科医です。本来は、食事療法やダイエットなどの分野からは遠いところにいる方ですが、「糖質制限」による自身の人体実験の変化が凄すぎて、「糖質」に興味を持ち、様々な研究をした成果をこの本にしています。

 

さすが現役の外科医だけあって、その知識とリサーチ力はとてつもないです。紹介したいことがたくさんあるのですが、全部紹介すると一本の記事におさまらないので、まずは「糖質制限をすることで得られる変化」について、いくつか本で述べられていることを紹介します。

 

著者は「糖質制限」をおこなってから6ヶ月で11キロの減量に成功

この本の説得力の高いところは、本人が自ら実験台となっておこなって得た成果を記している点です。統計的なデータももちろん多く出していますが、ご自身の体験から具体的に語っている部分は特に説得力があります。

50代半ばから「糖質制限」を実施したところ、みるみる痩せていき、最終的には11キロの減量に成功し、学生の頃の体型に戻ったとのことです。50代で急に痩せると「ガン」であることが多いので、病院の他の方からは気を遣って何も言われなかったそうです笑

 

私も以前のエントリで書いたように、糖質制限をおこなって、一ヶ月で5キロの減量に簡単に成功しました。

 

 

「糖質制限」をおこなってから二日酔いがなくなった

興味深かったのは、この点です。なんと「糖質制限」はダイエットだけでなく、二日酔いにも効果があるのです。

 

via 29-30

雑炊のご飯や麺類は何時間も胃袋に居座り続け、その間、胃袋はそれらを消化したとしても、おそらく午前3時か4時までは胃酸は出続けているのだ。(中略)二日酔いの原因は、酒ではなく、糖質だったのだ。つまり、糖質さえなくしてしまえば、酒と二日酔いは分離でき、「酒を飲んでも二日酔いにならない」という、酒飲みにとっては天国のような理想の状態になる。

 

これは、確かに以前一ヶ月間「糖質制限」をおこなった私にも言えることでした。「糖質制限」期間中に飲み会はあったものの、シメの雑炊やラーメン、チャーハンなどは手をつけないようにしていました。飲み会では、基本サラダや焼き鳥などの肉類しか食べませんでした。

 

お酒は我慢できないので、酒量は落とさないでいたのですが、大体ビールと焼酎を計3杯以上飲むと次の朝、少し頭がフラっとしていたのですが、「糖質制限」中はそれが全くなくなり、酒量が多い次の日でも快適な目覚めができていました。

 

二日酔いには、胃の中に消化の悪い「糖質」がどれだけ溜まっていたかが主な原因だったのです。

 

 

「糖質制限」をおこなうと、糖質に敏感になり、糖質を取りたくなくなる

糖質制限をはじめた当初は「ご飯食べたい、甘い物も口にしたい」と思うのですが、2週間経ったくらいから、逆に糖質をとりたくなくなるのです。

「糖質制限」は文字通り、糖質を含む砂糖類や炭水化物を一切口にしません。そうすると、少しでも糖類が入っている食事に敏感になるのです。例えば私は野菜にかける中華ドレッシングなどでも、少し砂糖を使っているものを口にするだけで、「あ、これは砂糖が入っている」と気づくようになりました。そして、自然と糖分が入っている食べ物を避けてしまうようになるのです。

 

最近では、どんぶりもののご飯も、丼に乗っている具だけ食べて、下のご飯の3分の2は残すようになってしまいました。

著者も同様の体験をしていたようで、以下のように記述があります。

 

via 32

糖質制限を本格的に開始して体重が数キロ落ち始めたころ、中華料理を食べにいってびっくりしたのだが、最初から糖分が多いことがわかっている料理(例:エビチリ)は避けたはずなのに、ニンニクの芽を炒めた料理を口に入れたとたん、砂糖独特の鈍重な甘さがわかったのだ。まさに「糖分警報発令!」である。

 

これ上述のように私も同様の経験あるので本当なんです。「糖質制限」は最初の2週間くらいはちょっと慣れないのですが、素晴らしさに気づいてしまうと、もう糖質をとることが嫌になり、自然と習慣化されるのです。 これから始める方はまずは2週間で良いので、頑張ってみる事をオススメします。その後は頑張らなくても自然と糖質をとらなくなります。

 

 

「糖質制限」をすると午後に眠くなくなる

via 25

昼食のお弁当のご飯を食べなくなってからは、食後にまったく眠くならないのだ。頭がすっきりしたままというか、眠気が襲ってこないというか、そういう状態がずっと続くため、眠る必要がないのだ。

 

これも、本当に共感。私の場合は朝の通勤電車の中でこれを実感しました。私はもともと、「ご飯」が大好きなので、朝は必ずご飯1杯、多いときは2杯食べていました。納豆やみそ汁や鮭と食べるご飯は格別の味です。

 

そして、朝食を済ませた後に、急いで電車にのって会社に向かうのですが、会社に向かう電車の中で、まず80%は眠くなり、つり革につかまりながら、夢の世界と現実を行き来していました。そのため、新聞も通勤電車の中で格好良く全部読む事ができず、ほとんどは会社のデスクで読んでいました。

 

しかし、「糖質制限」をはじめて、朝の献立から「ご飯」を抜かしたところ、朝の電車で眠くなることが一回も無くなったのです。そうすると、新聞は全て読み終わり、カバンの中にたまにしか開かれない本に手が届くようになり、一ヶ月の読書量が上がりました。

 

もちろん、著者も述べているように、これは昼食後の午後の仕事時の眠気にも効いており、生産性が非常に上がったように思います。

 

よく、「糖質制限」をすると、脳みその栄養源は「糖質」なので、頭がぼーっとなってしまうということがリスクとして書いてあるのですが、逆にぼーっとすることがなくなりました。

 

読書量も上がり、仕事は片付くようになり、その分早く帰宅できるようにもなり、いい事づくしでした。

 

 

以上、まだこの本の冒頭部分に書いてあることしか、紹介できてないので、今後も別の箇所も紹介してきたいと思うのですが、まずは、「糖質制限」をやってみて「効果があったこと」について、私の体験でも同様のことが起こった事にフォーカスして紹介させていただきました。

 

本だけ読むと「これホント?・・」と思うかもしれませんが、私は自信を持って言えます、この本に書かれている「糖質制限をすることでのメリット」は本当のことです!

 

糖質制限に興味はあるけど、実際にどうなんだろ?という方はまずはこの本を読んでみることをオススメします。「糖質制限は危険」という論が展開される理由や背景もバッサリと論じてあり、内容にも納得です。

 

 

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  • 本ブログの著者:なかまるすみよし

    1981年生まれです。

    都内の某私立大学を卒業後、都内の大手企業へ入社し、横浜市で勤務継続しております。

    幼稚園児の娘、同年代の妻と3人で暮らしおり、
    27歳で住宅ローンを利用した「賃貸併用住宅」で不動産投資を始めることを家族で決意しました。

    不動産投資については全くのド素人です。

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