退去者が出てしまった部屋にようやく申し込みが1件入る。
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最終更新日:2017/03/20
初めての賃貸併用住宅
以前も書きましたが、賃貸併用住宅の運営を昨年の4月から開始して、しばらく満室稼働が続いていたのですが、先月退去者出てしまいました。
8月は不動産賃貸ビジネスでは閑散期なので、タイミングの悪さに「ちょっと痛いなあ」と思っていましたが、本日ようやく1件申し込みが入ったと、管理会社より連絡がありました。
・退去が完了してから、13日後に申し込みが入る。
私が運営する併用住宅を借りていただいていた方が完全に退出したのは、8月10日のことでした。つまり、その時から次回の入居希望者向けに内覧ができるようになったわけです。
管理会社の方もおっしゃっていましたが、基本的には内覧をしないで部屋を決める人はほとんどいないので、退出後が勝負だと思っていましたが、退出後の10日間全く連絡がなかったので、内心ヒヤヒヤしていました。
なぜなら、新築ではないといえ、駅から徒歩2分、築2年目という物件です。家賃も競合に比べたら高い設定ではないので、この条件で集まりが悪かったら、築5年、10年となったらどうなってしまうのだろうか・・・。という気持ちがよぎったためです。
結果として、閑散期ながら2週間弱というスピードで申し込みが入ってよかったです。(とはいえ、申し込みなだけで、完全に契約が決まったわけでないので、まだ安心できませんが、、、)
・賃料を2,000円下げてほしいという交渉が入る
物件申し込みは入りましたが、スムーズにそのまま契約までというわけはいかず、申し込みいただいた方より、「賃料を2,000円下げてくれないか?」という交渉が入りました。
月額2,000円、年間2万4,000円の減額交渉です。
管理会社から「交渉入っていますが、どうしましょうか?」という問いに対して、少し迷いましたが、「明日中に意思決定してもらえるなら、2,000円減額でOKですよ、と伝えてください」と回答しました。
減額をOKにした理由は非常にシンプルで、2,000円減額ほどで決めていただけるなら、経済メリットになる可能性が高いと思ったからです。
前述のとおり、いまは賃貸マーケットは閑散期です。なかなか人が動きづらい時期のため、空いている部屋は最悪9月末まで埋まらないということもあります。
仮に9月末まで埋まらなかった場合、約12万円ほど損をすることになってしまいます。
12万円もしくはそれ以上損をする可能性があることに対して、2,000円の減額で解決できるなら、悪くない判断だと思いました。
但し、減額を簡単に伝えると、もっと交渉してくる恐れもあるので、管理会社さんには何とか交渉して下げてもらいました!と大げさに伝えてくださいとお願いしました。
また、「明日中までの回答であれば」とした理由は、その方が決めた場合に心理的にコミット感が出るためです。
当たり前ですが、賃貸契約が済むまで入居希望者は、「やっぱりやーめた!」と契約をキャンセルすることは可能です。
併用住宅オーナーとしてはもちろんキャンセルはできる限り防ぎたいので、意思決定に対して心理的にコミット感を醸成してほしいと感じたため、「明日中」という条件付けを行いました。また、明日中とすることで、他の物件に目移りしてしまうことを防ぐ意味もあります。
申込者の方のプロフィールも拝見しましたが、非常に属性の良い方だったので、何とか決まっていただけたらなと思います。
また進捗はこちらで書きたいと思います。
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